Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)日本2号店「青山カフェ」に行ってみた

コーヒー界のAppleとも言われ、日本上陸前から何かと話題の多かったBlue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)。2015年2月に日本1号店となる清澄白河ロースタリー&カフェがオープンし、およそ3時間待ちとも言われる長い行列ができていましたが、あれから三ヶ月、少しは興奮もさめ落ち着いてコーヒーが飲めるようになったのでしょうか?確かめるために日本2号店である青山カフェに行ってみることにしました。
ブルーボトル 青山カフェは表参道駅A4出口を出て歩いて3分ほど。街の喧噪から少し離れたその場所は、1FにCABANE de ZUCCaというアパレルブランドが入っていて、青山カフェはその2Fになります。
訪れたのは午前10時半頃。平日ということもありそこまで混み合ってないだろうと思っていましたが、店内席は8割ほど埋まっていました。
コーヒーのメニューは、ハンドドリップとエスプレッソドリンク、アイスコーヒー。青山カフェにはロースターは併設していないので、そこまでコーヒーの香りは強くありません。
シングルオリジンで、パプアニューギニア・ワキバリー・ハニーとパナマ・ロスラホネス・ゲイシャ・ナチュラルを頼んでみました。ちなみに、なんでこんなに長い名前なの?と思われるかもしれませんが、左から順に「原産国」、「農園」、「農園品種」、「精製方法」が書かれています。なので「パナマ・ロスラホネス・ゲイシャ・ナチュラル」なら、原産国がパナマで農園がロスラホネス、豆の品種はゲイシャ種で精製方法はナチュラル、ということです。農園の代わりに生産者の名前やファクトリーの名前が書かれている場合もあります。なんだかワインみたいですね。
オーダーをすると、1杯ずつハンドドリップしてくれます。気になるコーヒー道具ですが、ドリッパーはハリオのV60、下に置かれた白い台はacaia pearl(アカイア パール)というデジタルスケールです。iphoneやアンドロイドのアプリと連動してコーヒーのデータを記録できるという優れ物で、今コーヒー業界で注目されているアイテムだったりします。コーヒーを淹れてもらっている間に、少し店内を見てみることにしました。
エスプレッソマシンは、Kees van der Westenの「Spirit」というモデル。写真だと少し見えにくいのですが、ブルーボトルのロゴマークが入っています。
こちらは水出しコーヒーの器具。今はまだ使われていませんが、今後使う予定だとか。
カップ&ソーサーや、トートバッグなどのオリジナルグッズも販売しています。
コーヒーが入ると名前を呼ばれるのでカウンターに取りに行きます。天気が良かったので、テラス席でいただくことに。緑が気持ち良いです。
まずはパナマ・ロスラホネス・ゲイシャ・ナチュラルから。ゲイシャ特有の、ジャスミンのようなエキゾチックな香りがします。爽やかですっきりとした口当たりで飲みやすいです。
続いてパプアニューギニア・ワキバリー・ハニー。「チェリーのようなコクとリッチな甘み」とのことだったのですが、どちらかというと紅茶のようなタンニンが目立ち、甘みはあまり感じませんでした。ブルーボトルのコーヒーは全体的に浅煎りだからかもしれません。個人的にはゲイシャの方が好みでした。
この日はドリンクだけしか頼みませんでしたが、カタネベーカリーのパンを使ったポーチドエッグ&トーストや、ベニエ、グラノーラなどのフードメニューもあります。店内は自然光を取り入れた気持ちの良い作りになっているので、表参道で買い物してちょっと一息、なんて時には良いかもしれません。
SHOP INFORMATION
Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)青山カフェ
〒107-0062 東京都港区南青山3-13-14 / OPEN:10:00-21:00
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